染色ツキ板
染色ツキ板 - IRODORITAI VENEER-
当社の染色木材IRODROTAIシリーズ、染色ツキ板は製造工程が逆になった全く新しい染色ツキ板です。
フリッチと呼ばれる厚板の状態で木材内部まで染色して、その後にスライスして突板に加工しています。
(通常の染色ツキ板はスライスした後のツキ板の状態で染色します。)
このような工程をとることで、冬目(年輪部)には染料が浸透しにくい特徴から、独特なコントラストや模様を持った染色ツキ板を金太郎飴のように連続して得ることができるのが最大の特徴です。
また、ツキ板を折り曲げても色が剥げるようなこともありません。
樹種は杉、ヒノキが可能です。
合板への練り付けはもちろん、木工芸、DIY等、幅広くご使用いただけます。
(特許出願中 特願 2020-146606)
樹種 | 最大長さ | 厚み | カラー |
杉 | 8尺(2400mm) | 0.2 - 1.0mm | 黒・青・緑・赤・水色・黄 |
ヒノキ | 7尺 (2100mm) | 0.2 - 1.0mm | 黒・赤・水色・黄 |
上記最大長さは、あくまでも経験に基づくものです。 材の寸法は、長ければ長いほど、厚ければ厚いほど、木材内部への染色はより難しくなり浸透ムラのリスクが高まります。
注意事項
- 上記カラー以外の色をご希望のお客様はご相談ください。
- 上記サンプルカラーは、お客様がご使用になられるパソコンのモニターやカラー設定・お部屋の照明などにより実際の色と異なる場合がございます。
- 杉はヒノキよりもアテが出やすい特徴があります。(突板が波打つ)
- 染色木材の外側と内側では染料の固着濃度が異なるため、木材内部は薄くなります。
- 樹種、染料濃度、板1枚1枚の木質により色の濃淡・染料の浸透具合が異なります。
- 杉は黒以外(特に水色)は、赤身の色が残る傾向にあります。
- 品質向上のため、予告なく染料を変更する場合がございますので、予めご了承ください。
- 原材料の木質により、染色不足、浸透ムラが出ます。平米数次第では、壁用途に向きません。
- 産地や木の持つ脂分等 木質で表情が大きく異なります。上記カラーサンプル及び下記製作例はご参考程度にお考えください。
製造工程 (杉の場合)
染色黒杉板を初スライスした時の動画です。この時はまだ1m強の長さでチャレンジ!ここから始まりました!
各色染色した杉板をスライスした時の動画です。黒以外では初チャレンジした時の動画です。
染色青の杉板をスライス加工した時の動画です。
製造工程 (ヒノキの場合)
使用例
サングラス
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※サンプルは有償となりますので予めご了承ください。