IRODORITAIとは?
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IRODORITAIとは、彫って良し!削って良し!研磨して良し!スライスして良し!の内部まで染色したスーパー木材です。
IRODORITAIプロダクト (画像をクリックすると各商品ページへ移動します)
IRODORITAI デジタルカタログ
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IRODORITAI JP
2023年5月の最新ver. です! 閲覧およびダウンロードできます!
染色した杉と檜の木材を自動鉋、丸のこ盤、パネルソーにて切削、カットした時の動画です。クリックすると動画が始まります。
染色木材 -IRODORITAI-
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IRODORITAI(いろどりたい)は、当社の染色ツキ板、染色フローリング・羽目板、染色ツキ板化粧合板、染色ツキ板ラミネート、染色ツキ板エレガント、染色バーチ単板積層材・積層合板の、要は染色木材から生まれた商材の総称です。インテリアをもっと楽しく明るく”彩りたい”という当社の思いと、福岡の会社なので、福岡の方言の1つである語尾の”○○たい”を掛けて名付けました。(商標登録済み)
我が国・日本は国土に対する森林面積が67%と実は世界第二位の森林大国にも拘わらず、安価な外材、個性的な色を持つ外材等に押されて国産材の有効活用があまり進んできませんでした。そんな中、乱獲を防ごうと各国の丸太輸出規制により外材の入手が年々困難になってきている現状を鑑みて、これまで有効活用されているとは決していえなかった杉・檜をはじめとする国産材に着目し、染色して付加価値の高い木質材料を提供して、いずれは個性的な色を持つ外材の代替品になり得る商品を製造したいという思いから本事業に取組み始めました。
日本人はわび・さびを好む傾向にあります。木材の持つ天然の色それは心が落ち着くし、癒されます。しかし、上記の海外のインテリア一例を見てみてください。もちろん一概には言えませんが、日本と比べ、ポップな色を多く取り入れていたり、アクセントとなるカラーを空間に取り入れて見ていて楽しく遊び心のあるインテリアが散見されます。日本にもこのようなポップな色を取り入れた遊び心ある空間が増えてもいいのではないでしょうか。そのような思いからIRODORITAIのもう一つのビジョンに脱“わび・さび”があります。
色の持つパワー
染色木材と従来の着色木材の違い
染色木材は、顔料系塗料による後処理で表面を着色した木材とは異なり、その名の通り染料を使用して着色しています。それにより、木理(木目)が潰れずベタッとした印象もなく素材感が残ります。また、厚み、長さ、樹種などの材料の条件にもよりますが木材内部にまで色が浸透しているので、後加工としてNCルーターや木工旋盤、鉋等で表面を削っても色が残るのが、顔料系塗料との大きな違いです。
通常、顔料系の塗料は油性なので、人によってはアレルギー反応を起こす場合もございます。一方、染色木材は人体無害の水性染料を使用しています。通常は衣類等を染めるために開発されたものなので安心です。
また、木材の持つ脂分やセルロース、ヘミセルロース、リグニンといった成分に必ずしも染料の分子の着力が同一ではないことから、色の濃淡が出るのも顔料系にはない特徴です。(下写真参照)
染色木材
| 着色塗装木材
| |
着色剤
| 水性染料
| 油性顔料
|
着色方法
| 真空加圧、どぶ付け
| 刷毛塗り
|
素材感
| 木理が潰れず残る
| 木理が潰れてべたっとする
|
色の浸透性
| 内部まで可能(材の仕様による)
| 表面のみ
|
水濡れによる色落ち
| 起きる
| 起きにくい
|
染料の浸透性
当社では、真空加圧を使って染料を木材内部に浸透させます。木材内部への染色には樹種により向き、不向きがございます。硬すぎると、染料は浸透しませんし、柔すぎると、染料は浸透しますが圧力で木材が変形してしまいます。当社では、研究の結果、国産材の杉、檜は木材内部の浸透に適していると考えています。
注意点:
染料はほぼ小口面からしか浸透しないので、材は長ければ長いほど、厚ければ厚いほど、浸透性は悪くなります。逆に言えば、短ければ短いほど、薄ければ薄いほど、浸透性は良くなります。また、木材の持つ天然の脂分ヤニ分により浸透性は大なり小なりムラがでます。
染色木材の最大の特徴
IRODORITAI 染色木材 使用例
- 上記カラーを基本にしておりますが。染料の濃度を変更したり、複数色の染料を混ぜることにより、上記以外のカラーも作成可能です。(例えば、赤+黒=茶色など)
- お客様がご使用になられるパソコンのモニターやカラー設定・お部屋の照明などにより実際の色と異なる場合がございます。
使用する染料について
使用する染料は通常衣類を染めるために開発されたものであり人体無害のもので安心してご利用いただけます。
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※サンプルは有償となりますので予めご了承ください。